平成27年度(第70回)
文化庁芸術祭参加作品 発表!
【読物】
〈批評と感想〉
作り物・小道具・扇の種々相
〜8月の能・狂言から〜
みなもとごろう
▼「善知鳥」辰巳満次郎※、「呼声」善竹隆平、「錦木」青木一郎、「文荷」野村万作、「道成寺」山井綱雄※、「千鳥」山本東次郎※、「海士」(前)観世銕之丞※・(後)片山九郎右衛門※、「二千石」野村万作・茂山千五郎※、舞囃子「安宅・延年之舞」大槻文藏、独吟「海道下り」野村萬ほか。(※印は紙面に写真掲載)
関西の舞台から「幻の小書き〈定家・六道〉」
澤木政輝
▼「狐塚」善竹隆平、「融・思立之出・白式舞働之伝」浅見真州※、『TTR能プロジェクト〈和魂Ⅲ・大鼓五流激突編〉』大鼓:山本哲也、原岡一之、河村大、守家由訓、白坂信行、「鵜飼・真如之月」上田拓司、「定家・袖神楽・六道」宇髙通成※。(※印は紙面に写真掲載)
能楽テレビ放送 記録と思い出(16)
意欲的な企画が続く
柳沢新治
▼元NHK能楽番組担当ディレクターが振り返る、能楽放送の歴史。
第16回目は、1990年〜1992年までの3年間。
長嶺ヤスコの「安達原」
堀上謙
▼能の演目からインスピレーションをうけたフラメンコダンサー長嶺ヤスコの舞台「安達原」を元能楽ジャーナル編集長が解剖する。
【写真と文】
MOA美術館美術館 定期演奏会と同館改装工事
岩田アキラ
▼8月1日・2日にわたって静岡県MOA美術館で行われた薪能の様子を写真入りで報告。来年から改装工事に入り約1年休館するMOA美術館の、改装前最後の薪能。写真は「羽衣・彩色之伝」観世銕之丞、「野守・白頭」辰巳満次郎。
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仙台市で喜多流能
石田裕
▼7月25日に仙台の『市民能楽講座』の様子を紹介。当日は能「舎利」が、シテ佐藤寛泰をはじめとする喜多流の若手能楽師らによって上演された。
【その他の記事】
▼平成27年度(第70回)文化庁芸術祭参加作品一覧、法政大学能楽研究所・日本演劇学会共催「秋の研究集会〈古典劇の現代上演〉、『古典芸能の祭典』が東京文化会館で、大槻能楽堂特別公演 ふたつの「弱法師」、国立能楽堂資料室特別展示「一橋徳川家の能」……ほか。
☆10月に行われる全国の能楽公演スケジュールを網羅した「今月の能」収録!☆
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