能楽堂では、客席のことを「見所(けんしょ)」と呼びます。見所ではお客さんの耳は、デリケート・モードになっていて、繊細な音に敏感になっています。みんなが楽しめるよう、上演中はおしゃべりやゴソゴソ音は控えましょうね。
At Noh theatres, the audience seating area is called “kensho”. When seated at the kensho, people become very attentive to even the slightest sound. Please refrain from talking or making any noise during the performance!
翻訳:飯田麻衣/デザイン協力:カサイアコ
田村 民子(たむら たみこ)
1969年、広島市生まれ。能楽や歌舞伎などの伝統芸能の裏方、職人を主な領域とするライター。作れなくなっている道具の復元や調査などを行う「伝統芸能の道具ラボ」主宰。
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