能を広く楽しんでもらおうと、京都観世会が主催する『面白能楽館』の第12回公演が7月29日(土)13時半から京都観世会館にて行われる。今回は誰もが知っているむかしばなし「桃太郎」を能の形式で上演。同じく鬼退治の能「大江山」とあわせてみることで、能の描く世界の奥深さや面白さを知ってもらおうというもの。
プログラムは、ご挨拶・片山九郎右衛門、ご案内・松野浩行、「桃太郎」ももたろう・鷲尾世志子、おじいさん・井上裕久、おばあさん・橋本光史、いぬ・田茂井廣道、さる・片山伸吾、きじ・村井美樹、おに・吉浪壽晃、浅井通昭、分林道治、大江泰正、かたりべ・河村晴久、囃子・森田保美、吉阪一郎、河村大、前川光範ほか。間に能の体験(能面・型・謡など)をはさみ、ご案内・松野浩行、能「大江山」シテ橋本忠樹、ワキ原大、ワキツレ有松遼一、小林努、岡充、囃子・森田保美、吉阪一郎、河村大、前川光範ほか。入場料(全席自由席)は、一般=3000円、大学生・専門学校生=2000円、高校生=1000円、小中学生=500円。
申込み・問合せ=京都観世会館☎075─771─6114、http://www.kyoto-kanze.jpへ。