シテ方観世流で静岡文化芸術大学教授の梅若猶彦氏が会長をつとめる「能楽研究会」が下記の日程で行なわれる。
この研究会は、「長い歴史の中で能がどのように育まれ、伝承され、現代に生きているか」というテーマで、演者、研究者をはじめ各界の有識者らが参加し、能楽について多角的な視点で考えることを目的として、令和2年春に発足したもの。
詳細プログラムは次の通り。
日 時:令和4年10月14日(金)
第一部(第7回)14:30〜17:00
第二部(第8回)18:00〜20:30
会 場:国際文化会館(東京都港区六本木5-11-16)
【プログラム】
●第一部(第7回):14:30〜17:00
《特別講義》
①「謡本屋がみた昭和・平成能楽史(4) 能楽雑誌の歴史と変遷」
講師・丸岡 圭一氏(能研究者、㈱能楽書林代表取締役)
②西洋音楽の観点からの能考察
講師・Eric N’Kaoura(ピアニスト)
③現代劇と能
講師・Rosita Ng(作曲家、弁護士)
●第二部(第8回):18:00〜20:30
《研究発表:能の身体性について考える》
①「能の気配」
梅若猶彦氏(シテ方観世流能楽師)
②「能の発声と呼吸」
本間生夫氏(呼吸生理学者)
全発表終了後、ラウンドテーブルディスカッション
※オンライン配信あり(ZOOM使用)
※後日、研究会会員に記録冊子を配布