第30回『楽劇学会大会』が8月27日(土)12時55分〜18時、ZOOMによるオンラインにて開催される。今回は「楽劇関係雑誌の現在と未来」というテーマでシンポジウムが行なわれ、能楽・歌舞伎・邦楽・演芸の各分野の関係雑誌を挙げながら、デジタル時代における活字媒体の現在と未来について考える。また、シテ方観世流の観世銕之丞氏が「公益社団法人 能楽協会の取り組み」として、能楽協会会長の立場から昨今の情勢の中での様々な取り組みについて講演する。
プログラムは左記の通り。開会のことば・石橋健一郎(楽劇学会会長)、第一部・研究発表:①「近世三味線音楽における謡曲摂取考— 豊後系浄瑠璃と江戸長唄を中心に—」古川諒太、②「国立劇場蔵小川弥三郎旧蔵史料について」前島美保、③「新派からみる森鴎外『玉篋両浦嶼』の上演」赤井紀美、第二部・講演:「公益社団法人能楽協会の取り組み」観世銕之丞(聞き手・三浦裕子)、第三部・シンポジウム「楽劇関係雑誌の現在と未来」今岡謙太郎、児玉竜一、配川美加、山岸宏子(司会・石橋健一郎)、閉会のことば・石橋健一郎。大会参加費=2000円(会員1000円/学生500円)。
参加申込みフォーム=https://forms.gle/aZRcTHSdr6MjQ8qPA(申込期限:8月8日)。
楽劇学会事務所: TEL/FAX03─5275─7767。