1月31日(木)、喜多能楽堂で『能と土岐善麿 「青衣女人」を観る』が催されるのに先立ち、武蔵野大学能楽資料センターでは、当日シテを勤める佐々木多門氏らを講師に招き事前講座を開催する。新作能「青衣女人」は土岐善麿による東大寺のお水取り(修二会)をテーマとする作品。
事前講座は、1月29日(火)14時半~16時50分、武蔵野大学武蔵野キャンパス9号館・同窓会館2階会議室にて。内容は、対談「新作能〈青衣女人〉の世界─あらすじと成立の経緯を廻って─」佐々木多門、三浦裕子(武蔵野大学文学部教授・能楽資料センター長)、講演「二月堂修中過去帳と『青衣女人』─観音信仰の一齣─」永村眞 (日本女子大学名誉教授・東大寺学術顧問) 、レクチャー・デモンストレーション「新作能〈青衣女人〉」佐々木多門、大島輝久。聴講は無料(予約不要/先着60名)。
お問合せ=武蔵野大学能楽資料センター(月曜~木曜)☎042─468─9742へ(※本公演に関する問合せは喜多能楽堂☎03─3491─8813へ)。