7月8日(日)、国立能楽堂大講義室にて『第26回 楽劇学会大会』が行われる。午後からの公開講演会では「楽劇と平家物語」というテーマで、各ジャンルの専門家が発表する。プログラム詳細は、▼研究発表会:10時半始。「一節切尺八の研究『宗左流尺八手数並唱歌目録』(1622)を通して」加藤いつみ、「長唄の『クルイ』再考」高桑いづみ(司会=金子直樹)。▼公開講演会〈楽劇と平家物語〉:13時半始。基調講演「国民文学としてのイラン叙事詩『シャー・ナーメ(王書)』と『平家物語』」日下力、平家演奏『祇園精舎』『敦盛最期』『奈須与市』より抜粋・菊央雄司、田中奈央一、シンポジウム「楽劇と平家物語」登壇者:伊海孝充(能楽)、原田真澄(近世演劇)、野川美穂子(近世邦楽)(司会・実演解説=薦田治子)。大会参加費は会員1000円(非会員2000円/学生500円/いずれも資料代含)。事前申込み不要。
問合せ=楽劇学会事務局☎FAX03-5275-7767(火曜10時~14時のみ開室)、http://www1.odn.ne.jp/~gakugeki/へ。