國學院大學博物館(渋谷区)では、5月26日(土)~7月8日(日)の期間で、特別展『狂言─山本東次郎家の面』を開催する。この展覧会では、大蔵流狂言方・山本東次郎氏の所蔵する狂言面32点を中心に、狂言の装束や舞台で使用する道具もあわせて紹介する。展覧会初日には東次郎氏による講演会があるほか、6月29日(金)18時~19時には、山本東次郎家による「面のかけ方・装束のつけ方」講座が行われる(定員あり/無料※要事前申込)。その他、概要は左記の通り。
展示場所=國學院大學博物館・企画展示室(國學院大學渋谷キャンパス/渋谷区東4-10-28)、開館時間=10時~18時(入館は閉館30分前まで)、会期中休館日=6月18日(月)。入場無料。
今展示を開催するにあたり、山本東次郎氏は「狂言面そのものは何かを主張している訳ではありません。 狂言は引き算の芸です。 ですから今回展示される数々の面に自ら踏み込んで、 狂言面が演じる声を直に聞いてほしいと思います」とのコメントを寄せている。
主催・問合せ= 國學院大學博物館☎03-5466-0359、ホームページhttp://museum.kokugakuin.ac.jp/ へ。